認知症には正しい理解と応援が必要

認知症・アルツハイマー病がよくわかる本

認知症は、早期発見・早期対応で、進行を遅らせることができる病気です。 また、認知症の方は、ちょっとした手助けがあれば在宅生活がしやすくなります。しかし、周囲の偏見により、本人や家族が地域の中で孤立してしまうことも珍しくありません。 認知症になっても、住み慣れた地域で安心して暮らすためには、地域の皆さんの正しい理解と応援が必要です。

認知症は脳の病気です

認知症は、脳の神経細胞の減少や機能の低下によって起こる病気です。体験したことの一部を忘れてしまう老化による物忘れとは違い、体験したこと自体を忘れてしまいます。高齢者の10人に1人が認知症といわれています。年をとれば誰にでも起こる可能性がある病気です。 認知症は、早期発見・早期対応で次の3つの効果があります。少しでもおかしいと思ったら、年齢のせいにして放置せず、早めに相談しましょう。 @治療によって治ることが期待できる、A症状の進行を遅らせることが期待できる、B本人や家族が今後の生活への備えを早めに考えることができる。 認知症のサインには以下のようなものがあります。 ・同じ話を無意識に繰り返す ・約束や体験したこと自体を忘れる ・物が見つからないことを他人のせいにする ・人付き合いや趣味活動をやめたり、外出を面倒くさがったりする ・服装がだらしなくなり、身なりにかまわなくなる ・怒りっぽくなる 以上の項目は目安です。少しでも気になることがある方は、早めに医師や地域の保険相談所に相談しましょう。

認知症の方へのかかわり方

認知症の方は、自分自身の変化や生活のしづらさを感じ、これからのことについて不安や混乱を抱えています。 しかし、本人が得意だったことは、生き生きと取り組むことができます。できることを増やすことで、喜びや自信を感じ、症状が穏やかになってくることもあります。 認知症の方が生き生きと暮らすために、地域で認知症の方や家族を温かい目で見守るとともに、生活のさまざまな場面で、できる範囲での手助けが大切です。 認知症の方へのかかわり方のポイントは以下のとおりです。 ・目を見て話しかける ・不安を和らげる ・相手の話をよく聴く ・相手のペースに合わせる ・本人ができそうなことを見つけて、さりげなく出番をつくる

スポンサードリンク